県営事業について
令和7年度より実施される、県営事業(ストックマネジメント事業)について、下記日程で事業説明会を行います。
日時:令和7年1月28日(火) 16:00~
令和7年1月31日(金) 16:00~
場所:妙高市大字西条451番地 水上コミュニティーセンター
当日は、実施設計を行ったコンサル業者も同席し、事業の内容、具体的な工法などを説明いたします。
当ホームページでは、当日都合がつかない方、また遠方の方に向けて概略説明を掲載いたします。
■概略
本地区で整備する用水路(名称:関川右岸幹線用水路)は、昭和57年に築造され、40年以上経過しておりますが関係者の懸命な維持管理により現在に至っています。
この用水路は、妙高市、上越市にかけ258haもの田んぼを潤しているこの地域にとって重要な水路で唯一の水源です。
県道新井・柿崎線の下をくぐる約242mの管路で、直径70cmのFRPM(強化プラスチック)で作られています。
平成26年に調査事業が入り、管路の中にロボットカメラを入れ内部の調査を行いました。
調査では、管路内のパッキンがズレていたり、管路のひび割れ、管路自体のタルミが確認されました。
■事業内容について
この調査から10年が経過し、管路自体の耐用年数も過ぎていることから、この度の県営の事業で修繕を行います。
市道、県道の下を走る水路のため、入れ替えとなるとコストがかかりすぎてしまうため、今ある管路の中に新しい管を構築する管更生での修繕を採用いたしました。
反転工法という方法をとることにより、開削の必要性がなくなります。また、既成管路内の問題は(パッキンズレ、ひび割れ、タルミ)新しく構築する内部管により解決されます。
引用元:農林水産省 農業水利施設の補修・補強工事に関するマニュアル【パイプライン編】
■事業年度、事業費について
令和7年度に実施し、事業終了年度が令和10年と4ヵ年での計画となります。
総事業費は2億5千4百万円。県営事業ですので、国50%、県25%、市10%の全体の85%補助が出ます。
地元負担は15%です。
工事の実施時期はかんがい期以降~積雪前までを想定しており、事業年度中も通年通り用水の利用は可能です。
■受益地について
本事業で受益を受ける土地は258.2haとなります。